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マージン

マージン

マージンを多めにとる

セッティングの項目でもう一つ重要なセッティングに関する記載です。これはチョット特殊です。超有名チューニングショップの車輌が黒煙を噴きながら加速する。実際速い。これはどういう意味でしょうか?これがあらゆる皆さんに合うチューニングカーというのならば間違いです。速いだけなら何度も言いますが製作は簡単です。何故でしょうか。それは燃料の調整が濃い状態ほどトルクが出やすい、また壊れずらいという意味です。しかしココで、だったらセッティングをギリギリまで濃くしてくれと思うでしょうがそれはどうでしょうか?濃いという状態は速いしマージンが大きいのですがシリンダーに未燃焼ガスが残りやすいためにカーボンが溜まりやすい。ということはエンジンの状態が良い時が長くもたないという意味を持ちます。そのようなチューニングカーを大事に乗れば乗るほどカーボンが溜まり、早めのオーバーホールが必要となります。これは当たり前です。ですのでこれを嫌って当方などはお客様に使用目的など明確にして頂きセッティングします。いつでも全開のAサンにはこのようなセッティングもチョットは可能ですが、いつもはとばさないBさんにはオススメしません。だったら点火時期で詰めていきます。これが最高速仕様ならば◎◎との兼ね合いで濃くすることは出来ません。なぜなら最高速が出るようにヘッドが製作されていない、加速するように製作されたレーシングヘッドなのだと。だからRB26は2JZには最高速では勝てない。ある速度域、回転数で回らなくなるのはこれが原因です。もし回っていくのならばそれは耐久性を犠牲にしてまで出したということです。これを踏まえれば雑誌などはチョット面白く見ることが出来ます。燃焼室まで加工させていただければ出せますよ!この意味から使用目的にあわせればパーツ選択、ベース選びからがチューニングだとわかるはずです。その昔有名なRB20ベースの車輌が最高速シーンでとんでもない記録を打ち立てました。何故20ベースなのか?当時はまだ26がない時代ですが26の方が劇的に速いのか?排気量が大きいほど最高速はそれに比例して出るのか?答えはNOです。マージンとトルク、速さと耐久性、とにかく自分に合わせるのがチューニングなのです!!!ちなみにおなじみSRエンジンは速さだけを追求するとピストンが割れます。コンロッドが折れます。2Jはコンロッドが曲がります。RBはピストンリングの吹き抜けですね。そして強化品を使用すれば使用するほどある部分がだめになるのです。これはどのエンジンにも共通していえますし、機械の限界ということでしょう。しかしどのエンジンでもピストンが溶けるのはセッティング不良のダメセッティングです。壊れ方でよいセッティングとダメなセッティングが一目で分かります。

最後に、何でもそうですが自分に見合っていないものを選択するとお金がかかりすぎる、手に負えない、永くはもたないということになります。何にでも言える事です。もっともです。