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RB26

皆さん大好きなRB26です。当店ではシングルタービン仕様ばかりです!RB26エンジンは知れば知るほど面白いエンジンですが、色々と弱点もあります。当時のグループAやプロダクション系レースに出場していた頃のエンジンマネージメントは凄かったようで、勝つ為だけに信じられないようなことを平気でやっていたようです。最たるものは空燃比が高回転高負荷時にNAのような14で走らせていたこと。スーパーバルタイでアイドリングはほとんど無く、エンブレが全く効かない、これはとてもではありませんがチューニングカーに応用できません。6スロだから均等にシリンダーに空気が入ることを前提でやっていたようですが...勝つ為に手段を選ばないようなこのエンジンも、実際には低回転、街乗り域では全く本領を発揮しません。バタフライ式の連スロは乱流により低回転時には燃料が入っていきませんので反対に遅い位ですが、実際にタービンが仕事を始めるとがらりと性格も変わり、2面性が甚だしいです。今では6連スロットルもセッティング時に結構抵抗になりパワーも中途半端になりがちですし機械的にレスポンスを良くしようとした昭和の頃の懐かしの設計、R32の頃はほとんどECUで動いていると言うわけではなく機械で動いているエンジンだったり...色々ネガはありますがRB26と言うひびきは今でも一流ですね?実際には高速域の性能はピカ一でしょうし今でも十分に通用する性能、チューニングに対する許容も優れています。結局ヤッパリRB26だったりしますね。平成チューニングエンジンの基本です。

当店製作の場合絶対にLジェトロ、エアフロ方式です。Dジェトロはありえません。実際にはストリートでは使えません。ゼロヨンや最高速仕様の全開セッティングなら良いかもです。ハーフスロットル域と◎◎がどうしても厳しいのです。ノーマルのデータもそうですがハーフスロットル域では連スロの為点火時期を進める方向ですが、全開ではもちろん進められません。流速が極端に違ってきますので5度以上点火時期の設定が変わってきます。同じマップにこれを書き込むのは不可能ですのでエアフロレスでももっと幅の広いマップや圧力センサーがあればこれも可能でしょうが...実際にチューニングするうえで一番悩むところです。これを補うのが◎◎なのですが、かなりの経験を積まないと難しいでしょう。ノーマルECUにも秘密のマスクが掛かっていてこれにより吹け上がり、そしてレスポンスします。6スロだけがレスポンスの要因ではありません。そして連スロのレスポンスを補うノーマル444ccインジェクター、このままではかぶってしまう、燃費が悪くなるのでECU全体にノーマルではマスクが掛かっています。だから低回転は遅いということになるのかもしれません。ノーマルは昭和の設定ながらなかなか頑張って考えられています。これを解除できれば下でも速くなるのですが、ECUを理解できないようではこれは普通無理です。だからと言っては何ですがセッティングがまともに取れていないと水温も油温もかなり上がる方向です。基本的なチューニングが反映されますので、社外パーツを付ければ良い的な考え方が満円していますが、ちゃんとセッティングをとればこのようなものは必要ありません。レブだけは絶対に守りましょう。回るからといって回しているとクランクメタルの消耗に繋がります。ごく基本的なことですが、燃料ポンプの配管引き直しや燃料ポンプの増設等、燃料系統を充実しない限り600馬力はオーバー出来ません。出来たとしたらそれはかなり線の細い危険な状態であり、あまり良いことではありません。500馬力までのレスポンスも重視する仕様の方が長く楽しめます。

RB26は特に点火時期調整とA/Fをキッチリとあわせ、車重に見合ったファイナルギア選択で見違えるように素直に走ります。パワー特性はやはりタービンに左右されますが、SRエンジン等よりも高ブースト時に点火時期を進められますので高回転時のフィーリングはすこぶる良好です。低回転のトルクは元々設計段階から無視されたような状況の燃焼室、6スロですのでノーマルの圧縮比のままではどうしても遅いです...そこを何とかするのがバルタイ調整です。チューニングの基本的な事がそのまま反映するエンジンですのでチューニングのしがいはあります。ノーマルのツインターボのままのレイアウトでは何か格好悪い?いくら速くても格好よくない...エンジンルームもシングルタービン仕様でスッキリと格好よくなります。ヤッパリ見た目からでしょう?速いのは当たり前が当方の考え方ですのでそれに何かプラス要因は欲しいものです。

最後に何だかんだ言っても当店のRB26は低回転域から速いですから。ただ比べるべきエンジンが速すぎてRB26ですら影が薄くなりがちと言うことです。耐久性を考えると550馬力までで楽しい仕様をオススメですよ!